久しぶりに・・・ | 「本を食べる!?」

久しぶりに・・・

正月休みはとっくに終わっているはずなのに、だいぶ間をあけてしまった。

改めて、「あけましておめでとうございます。」


なんて言ってしまいそうな気分になる。


久しぶりなので、小説でも紹介しちゃいますかな~。


・・・・・・


乙一
きみにしか聞こえない―CALLING YOU

乙一さんのもぅ一つの顔とも言うべき作品だ。


僕の中では、作中に殺人者がでてきたり、体を刻んでいたり、、、、


そんなイメージの強い作家だが、もぅ一つの作風を読んだ。


乙一さんは「感動物」と「グロテスク物」をうまく使い分けることのできる人なのだと思った。


それだけ作家として力があるということなのか。


今作品は、3つの短編からなっている。


1つ目と2つ目は、よかったけど、3つ目の作品は、どうも好きになれない感じだった。


頭の中でかけられる携帯電話


傷を自分の体に移してしまう


なんてことができる人が登場する。


不思議な能力を絡ませて、感動ものを書いていた。


僕としては、「グロテスク物」を書く乙一さんの方が、好きなのだがそれは人の好み次第だろう。


いつも思うが、乙一作品はとても読みやすくかかれている。


難しい言葉が少ないので、僕にはぴったりだったりする。